金融商品
金融商品
どのような種類があるのか
資産運用を始めようと考え時、最初に頭に浮かんだのは株式でした。
あなたもご存知のように株式投資は金融商品の代表です。
それでは他にどのようなものがあるのでしょうか。
その前にまず金融商品とはどのようなものなのか、確認してみましょう。
以下が金融商品の説明です。
「金融商品(きんゆうしょうひん)とは、日本の法令上、金融商品取引法(金商法)により規定される概念であって、有価証券・外貨取引・金融デリバティブなどを包含する概念である」(wikipediaより抜粋)
だそうです。全然分かりませんね。
それでは代表的な金融商品をご紹介します。
- 株式 ハイリスク・ハイリターン
- FX ハイリスク・ハイリターン
- 先物取引 ハイリスク・ハイリターン
- 債権 ローリスク・ローリターン
などがあります。
その特徴は
それぞれの特徴を説明すると
株
最初投資について何も分からなかった僕が最初に思いついた商品だけあり最もポピュラーです。
多くの株式投資家がいますし、株式を扱う証券会社はたくさんあります。
人気があるという事は、金融商品では重要です。
多くの投資家がいることで情報が多く・変動性がある(金融商品は変動しないと利益がありません)・証券会社の競合で手数料やサービスが良くなるなどメリットが多いからです。
そして唯一株式のみ税制面で優遇制度があります。
詳しくは確定申告のすすめで説明します。
それでは次に株式投資で得られる利益ですが、2つあります。
株の値上がりによるキャピタルゲインと配当金・株主優待によるインカムゲインです。
一般的にキャピタルゲインによる収入の方が、配当金・株主優待よりも多く、株式投資はキャピタルゲインに主眼が置かれます。
次に株式取引の方法ですが、これも2つあります。
現物株式取引
本物の株券を購入することです。
株券を購入するということは、購入した会社の運営者の一員になったということを意味しますので、利益がでた時の配当金や株主優待などをもらえますし、株主総会にも参加できます。
もちろん運営者の一員ですから、企業の成績が悪くなり株価が下がったらその企業と同様にもっている株券も安くなり損します。
運営者の一員になるといっても、なにか義務があるわけでもありませんので心配しないでください。
多くの金融商品の中で現物株式取引のみが、全ての人がメリットを得られる可能性があるありがた~い商品です。
株券を購入し株が上がれば、株券購入者である株主はもちろん嬉しいですが、企業も株が上がると企業価値が上がるので嬉しいという、みんなが幸せになる商品です。
これは株を買って儲けた時に心理的に楽です。
他の商品は自分が儲けた分、他人が損をするといった特徴がありますので、儲けても少し後ろめいた気持ちになることがあります。
現物株式のデメリットは、
- 株券を買うか・買った株券を売ることしかできない
- 信用取引に比べ株式購入にかかる手数料がやや高い
- 取引時間帯が9時~15時までなのでサラリーマンには日中取引することが難しい
現物株式での手数料は証券会社の競争によりかなり安くなってきていますので、信用取引に比べ高いと言っても大したことはありません。
証券会社によって違いますが1取引で300円~2000円程度(証券会社や購入する株の金額規模による)です。
信用取引
この場合の信用とはどこに対する信用なのかというと、証券会社への信用です。
信用取引とは買いと売りで借りるものが違います。。
まず信用買いの場合、証券会社にお金を借りて株を買います。
したがって借りたお金に対する金利を払う必要があります。
配当金については株を買っているのでもらうことができます。
次に信用売りの場合、証券会社からカラ売り用の株を借りていることになります。
具体的には、保有している株主から株を一時的に借りているということになります。
証券会社は、株主から株を借りる際に金利を払っていますので信用売りの際にも金利を払う必要があります。
また、配当金についてはもともとの株主に入る予定のものを払う必要がありますので、配当金確定日に空売り株を保有していると配当金を支払う必要があります。
証券会社の信用を得て出来る取引なので信用がないような場合は取引したくてもできません。
信用取引の一番のメリットは、
- 自分の持ち金以上に取引できる(3倍まで)
- 株の売りができる
- 現物取引と同じように利益にかかる税金は10%と優遇されている
自分の持ち金以上に取引する、これを一般的にレバレッジと言います。
通常は持ち金の3倍までの金額で取引する事が可能となりますので、株式が1割上がった時に持ち金は最高3割増えることになります(ただし含み損に耐える現金が必要となりますので常に3倍の資金で運用することは現実的ではありません)。
そして株の売りですが、株がさがりそうな企業があった時に、現物株式ではそれを買わないことしかできませんが、信用取引の場合は株が下がる時にも利益をだすことができます。
株を売っておいて(証券会社の持っている株を自分のものとして誰かに売っておいて)株の値が下がった時に買い戻すことによって利益がでます。
デメリットは、
- 信用取引が出来る株は数が限られる
- レバレッジをかけて取引するので損をする額が増える
- 証券会社に株を借りているので借り賃を支払う(買い金利3%前後、売り金利1.15%)必要がある
- 取引時間帯が9時~15時までなのでサラリーマンには日中取引することが難しい
- 信用売りの場合は配当金を支払う必要がある
信用取引ができる株は数が限られるといっても信用取引できない株の方が少ないぐらいですから、心配はいりません。
一番の問題はレバレッジによりリスクが大きくなることですが、僕は売りからも入れる信用取引をお薦めします。
おっと、言い忘れるところでした。
現物株式を選んだら現物株式のみ、もしくは信用取引を選んだら信用取引のみしかできないかと言うとそんなことはありません。
どちらとも同時に行うことができますので、買いは現物のみ、しかし、たまに信用取引で売りから入るといったテクニックも使うことができます。
FX
FXとは、Foreign eXchange日本語で外国為替の略に由来しているらしいです。
金融商品の中では新参者ですが、為替を扱うという単純さと高いレバレッジをかけることができることから最近かなりの人気があります。
日本の金融商品の中では2番人気ですが、世界で取引されている金額は群を抜いて一番です。
したがって情報も証券会社も多いですし、手数料も安いです。
FXとはどのような商品なのかというと、国の通貨価値の変動を利用して利益を得るという仕組みです。
例えばドルと円で取引する場合、1ドル90円の時にドルを買って1ドル100円になった時に円を買い戻すと1ドルで10円の利益になります。
FXは1万通過を1単位(ポジション)として取引するので、1ポジションもっていれば10万円の利益になる計算です。
それでは次にFXで得られる利益ですが、2つあります。
為替変動によるキャピタルゲインと国と国の金利差から得られるインカムゲインです。
キャピタルゲインについては株式取引の時に説明しましたので省きます。
金利差を利用したインカムゲインについてですが、これは低金利の日本には有利になります。
高金利通貨としてオーストラリアドルが有名ですが、例えばオーストラリアドルと円で取引する場合にオーストラリアドルを買うと、円を銀行に預けるよりもオーストラリアドルで銀行に預けた方が高い金利を得られますので金利差益をもらえます。
1ポジション分を円でオーストラリアドルを買うと1日で約200円程度の金利差益をもらえます。
FXのメリットとしては
- 手数料が安い
- 高いレバレッジをかけることができる
- 複数の通貨間で取引できる
- 為替の変動が激しいのは、仕事の終わった夜9時~深夜1時なのでサラリーマンでも取引しやすい
- 少ない資金で始めることができる
手数料の安さですが、どこと比較して安いかというと外貨預金手数料と比較してということになります。
株取引と比較すると安い通貨もあれば、かなり高い手数料をとる通貨もあります。
僕がよくトレードするポンド-円では1ポジション200円ぐらいの手数料を取られるので株に比べると高い印象ですが、ドル-円に関しては証券会社によりますが手数料70円ぐらいです。
さて外貨預金との手数料の比較ですが、これはもう話しになりません。
外貨預金を1万オーストラリアドル分した時の手数料は5000円(手数料の安いネット銀行利用時)、FXでレバレッジ1倍としてオーストラリアドルを買った時の手数料は、200円程度ですからまったく相手になりません。
次にレバレッジですが、最高200倍までレバレッジをかけることができます(実際は100倍あれば十分です)。
レバレッジを高くまでかけることができるということは、それだけリターンをとることができます。
例えばドル-円の場合ですが、100万円の予算でレバレッジ100倍で取引すると取引金額は1億円です。
ドル-円の場合1日50銭程度変動しますので、すべて上手くトレードできれば50万円の儲けがでることになります。
株では同じ元手でこれだけ利益を出すことはほぼ不可能ですから、このレバレッジの高さで人気が出たのでしょう。
またFXは会社によれば数万円から投資することができますから、気軽に始めることができます。
FXのデメリットとしては
- チャートを読む力が必要
- レバレッジが高いことによるリスクが大きい
FXはそのリスクをコントロールできれば、すばらしい金融商品です。
しかし、このリスクをコントロールすることがかなり難しいのです。
そしてFXは株式よりもチャートを読む力が必要になりますので勉強が必要です。
商品先物取引
商品先物とは、これも証券会社の信用の下に持ち金以上の商品を取引する金融商品です。
日経平均を取引する商品先物や金・石油などを取引する商品先物など色々な商品があります。
例えば日経平均先物の場合、元本約50万円を1単位として日経平均の1000倍価格で取引ができます。
1枚トレードで日経平均が100円上がれば10万円の利益がでます。
ただ僕はレバレッジの高さと少ない資金で始めることができることからFXの方がよい商品だと思っています。
商品先物は僕自身がやったことが無いのでお薦めできる証券会社も分かりません。
よく調べてから始めてください、一つ言える事は取引手数料が安い会社が断然良いです。